vieweditattachhistoryswikistopchangessearchhelp

インスペクタ

Inspector 。Smalltalk のオブジェクト ブラウザ。インスタンスの内部状態、具体的には使用できるインスタンス変数名の一覧とそれに束縛されているオブジェクトをブラウズしたり、別のオブジェクトにつなぎ直したりするためのツール。オブジェクトに inspect というメッセージを送る( (3/4) inspect を alt/cmd-d で do-it )か、リテラルまたはメッセージ式を選択して alt/cmd-i 、morph なら debug“灰”ハローボタンメニューから inspect morph 、灰ハローボタンの shift-クリック などで呼び出すことができる。--sumim

Uploaded Image: inspector.gif



これと、システムブラウザ(オブジェクトの静的側面のブラウザ)とデバッガ(コンテクスト、つまりメソッドの動的側面のインスペクタ)を揃えたとき Smalltalk動的で均質なシステム としての真骨頂を発揮したと言えるでしょう。逆に、オブジェクト指向 ホビイストとしては、この3つの揃っていないシステムでは心おきなく遊べないな、と(^_^;)。--sumim

この下部の「式の評価スペース」が重宝するんですよね。
というかこれがないと眺めるだけの使えないものになっちゃう。--SHIMADA

そうですね。右の表示ペインでも同じこと(インスタンス変数を変数名で参照すること)はできるのですが、値を見ながら何かをしたいときに若干不便ですね。ワークスペースのついていないデバッガの下の二つのインスペクタ(左手は self 、右手は thisContext )でそんなことを感じます。もっともこの場合でも、self に関しては当該項目のダブルクリックでインスペクタを呼び出せるので実害は半分(残念ながら thisContext の方は本当のインスペクタが表示されてしまうので使えない)かな。もちろん、本当に不便に思っていたらさっさと付けてしまいますけどね(笑)。いや、なんかこんな話をしていたらすっごく不便に思えてきたぞ…。つけちゃおうかな(^_^;)。--sumim





Delphiにも、当たらずとも遠からずな代物である「オブジェクト インスペクタ」というものが有る。
Delphiの場合は、今まさに動いているExeの中のオブジェクトを対象とするわけではなく
(そうすることが不可能なわけじゃないが、「普通は」Exeにインスペクタを持たせない)、
開発環境の設計画面において(Componentの作法に則って)生成されてる(Componentの)インスタンスに対して
インスペクトするようになっている。
そして、Componentは自分の状態永続化し、次回の編集時やExe生成時のために備える。-戯

まあDelphiではScriptingは出来ないけどね。
Delphi言語のコンパイラなりインタプリタなりをEXEに持たせる仕組みは、
作る気も無いんだろうし、作る手段も無いっぽい。

勿論自分でDelphi言語(またはそれ以外)のエンジンを用意して
それをEXEに組み込む(直接でもComponentに組み込むでもいい)のは可能だろう。
#そういやApollo(DelphiにRubyを組み込んだもの)というものもあるし。

そしてScriptingをやるためのUIを用意することも出来るだろう。
#メモ帳程度の低機能な入力欄が用意されても全く嬉しくない、という面もあるが(藁 -戯

このページを編集 (2731 bytes)


Congratulations! 以下の 5 ページから参照されています。

This page has been visited 10926 times.