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セレクタ

Smalltalk でメッセージセレクタのこと。メッセージ式においてメッセージを構成する要素で、メッセージはセレクタと0個以上の引数からなる。セレクタは添えることができる引数と同じ数のコロンを含み、メッセージとして構成される際には引数はセレクタのコロンの位置に挿入される。

例:
obj a: arg1 b: arg2 c: arg3


このメッセージ式で obj がレシーバ(メッセージの受け手のオブジェクト)で、a: arg1 b: arg2 c: arg3 がメッセージ。a:b:c: がセレクタで arg1, arg2, arg3 が引数となる。

通常の言語っぽく書くと、
obj.a:b:c:(arg1, arg2, arg3)
となる。

なお多くの場合、セレクタはそのメッセージ送信の結果としてコールされるメソッド名と一致するため、メソッド名の意味でも用いられる。--sumim

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