回転砲塔
ヤマトシリーズの中で「ヤマトIII」は「ヤマト2」の流れにある作品。「ヤマト2」でデスラー総統は彗星帝国の超高度医療技術により蘇生し、彗星帝国大帝ズォーダーの客人として扱われていた。デスラーからの、蘇生に対するお礼なのかどうかは不明だが、彗星帝国のバルゼー提督乗艦の戦艦メダルーザに搭載された強力火器・火炎直撃砲は、ガミラスの瞬間物質移送器の技術提供により開発されたようである。その代わりにデスラーは彗星帝国の艦に搭載されていた回転砲塔の技術を得たようだ。回転砲塔は、回転せずに十分にエネルギーを充填して発射すると、主砲として対艦攻撃に使用出来るが、小刻みに回転しながら連射すると、対空砲としても使用できる。
メーカー製のガレージキットで、ガルマンガミラス艦の回転砲塔が「パルスレーザー砲」とされているが、誤りである。
「ヤマト2」で地球防衛軍艦隊と交戦した彗星帝国所属艦の回転砲塔は、射程距離および標的命中率にやや難が見られたが、「ヤマトIII」のガルマンガミラス帝国所属艦の回転砲塔は、十分な射程距離と高い命中率をもって描かれていた。例えば「ヤマトIII」第1話冒頭でのダゴン将軍率いる艦隊のガルマンガミラス駆逐艦群、更に「第23話 激戦!スカラゲック海峡星団」でのグスタフ中将率いる艦隊のグスタフ艦や大型戦闘艦群に搭載されていた回転砲塔がそうである。デスラーのプライドとして、単なる技術供与で済ませたくはなかったのだろう。新型デスラー艦(1350メートル)に7基搭載されている回転砲塔は直径55メートルほどで最大級である。--シルクロード
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- 宇宙戦艦ヤマト 最終更新: 2011-07-19, 16:24:18 <p2029-i>
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