ドライビング・シミュレータ
eToys のレクチャーでよく使われます。プレイヤの情報の取得や変更、遠隔操作、条件分岐など特徴的な機能の使い方や、基本的な機構の実現の仕方を短時間で網羅できます。
新規プロジェクトの作成
- 「ナビゲータ」フラップの「新しく作る」ボタンをクリック
- 画面左上に Unnamed1 と書かれた角の丸い矩形(プロジェクトビュー)が現われる
- alt/cmd-クリックして選択
- プロジェクトビューがモーフとして選択されて、ハローが現われる
- 黒ハローをクリック
- ピックアップされて、マウスの動きに合わせて動くようになる
- 適当なところでクリック
- クリックしたところでドロップされる
- ハローの表示がちょっとおかしいが気にしない
- 気になる場合は、再び alt/cmd-クリックすれば大丈夫
- Unnamed1 をクリックする
- 緑色、つまりテキストが選択された状態になる
- クリックする場所を間違えると、プロジェクトに入ってしまうので注意
- 誤ってプロジェクトに入ってしまった場合は「ナビゲータ」フラップから「< 前へ」ボタンをクリック
- 「ドラシミュ」などとタイプして入力
- まだこの時点では(見にくいが)挿入ポインタが表示されて、文字の部分は白抜きになっている
- return キーを押す
- プロジェクトの名称変更が適用され、文字は白い縁取りのものになる
- プロジェクトビューの名称以外の場所をクリック
- 一瞬、プロジェクトビューのみが消えたように見えるが、消えたのはプロジェクトビューを含むデスクトップのほう
絵を描いてスケッチモーフにする
- 「ナビゲータ」フラップのペイントブラシ(刷毛)ボタンをクリック
- 画面全体が薄い白色のシートで覆われ、右上にペイントボックス(ツールパレット)が現われる
- ペイントボックスの2段目からもっとも太いブラシを選ぶ
- 自動車のボディに相当するものを上が前になるように描く
- ペイントボックスの3段目の右側にポインタを置く
- 黄色を選ぶ
ビューワを開いて情報表示パネルとして使う
- スケッチモーフにマウスポインタを合わせる
- ハローが現われる
- ハローが現われないときは alt/cmd-クリックして選択(以下、ハローを呼び出すときは同じ)
- 左中央の水色ハローにポインタを合わせてクリック
- スケッチモーフをクリックしてピックアップ
- スケッチモーフがマウスの動きにしたがって動く
- このときビューワの「スケッチのx座標←」「スケッチのy座標←」の右側の値もリアルタイムで変わるのを確認
- 適当なところでクリックしてドロップする
- ポインタをいったんスケッチからはずし、再びスケッチにポインタを合わせる
- 左下の青ハローをドラッグして回転させる
- 「スケッチの向き←」の値がリアルタイムで変わるのを確認
ビューワを制御パネルとして使う
- 「スケッチのx座標←」の右側の数値をクリックして選択
- 300 とタイプして return
- スケッチモーフが左から 300 ドットの位置に移動する
- 「スケッチのy座標←」の右側の数値をクリックして選択
- 400 とタイプして return
- スケッチモーフが下から 400 ドットの位置に移動する
- 「スケッチの向き←」の右側の数値をクリックして選択
- 45 とタイプして return
- スケッチモーフが時計回りに 45 度の向きまで回転する
- 「スケッチを進める 5 」の左端の「!」ボタンをクリック
- 「スケッチを回す 5 」の左側の「!」ボタンをクリック
タイルスクリプトを組む
- 「スケッチを進める 5 」の「5」以外の部分(「スケッチ」か「を回す」の部分)をクリック
- 「スケッチを進める 5 」フレーズタイルをピックアップ
- デスクトップでドロップする
- スクリプトエディタが自動的に作られ、「スケッチを進める 5 」がその中に収まる
- 「スケッチを回す 5 」の「5」以外の部分をクリック
- スクリプトエディタにポインタを合わせる
- 挿入箇所を示す緑の矩形が表示されたらクリックしてドロップ
スクリプトをスタート(実行する)
- スクリプトエディタの「スクリプト1」と書かれた場所のすぐ右隣の時計ボタンをクリック
- スケッチモーフがスクリプトに従って動き始める
- 5 ドット進んで 5 度回るので、円を描く
- スクリプトエディタの時計ボタンの針も時を刻んでいるのを確認する
- スクリプトエディタ中の「スケッチを進める 5 」タイルをクリックしてピックアップ
- スケッチモーフは静止して回転する
- スクリプトは実行時もその内容を変更できる
- スクリプトエディタ内でドロップして元に戻す
- 「スケッチを回す← 5 」の「5」をクリックして 10 とタイプし return キーを押す
- 「スケッチを回す← 10 」の「10」をクリックして 1 とタイプし return キーを押す
- スケッチモーフはゆっくり旋回する
- パラメータもスクリプト実行時に変更可能
- 時計ボタンをクリックしてスクリプトを停止
- スケッチモーフ、時計の針が止まり、時計のすぐ右隣の表示は「チクタク」から「ポーズ」に変わる
モーフとスクリプトに名前を付ける
- スケッチモーフのビューワの最上段にある「スケッチ」をクリックして選択
- 「くるま」と入力して return
- スケッチモーフの名前が「くるま」になる
- ビューワ内の「スケッチ」の部分もすべて「くるま」になる
- スクリプトエディタの「スケッチ」も「くるま」になる
- モーフの名称変更は、ビューワ以外に、選択状態のモーフの下の名前を直接変えても同じことができる
- スクリプトエディタの「スクリプト1」をクリックして選択
- 「を走らせる」と入力して return
- スクリプトエディタの名称が変更される
- ビューワの「くるまの空スクリプト」の下にあるスクリプトを表わすタイルも「くるまを走らせる」に変わる
- 名称変更は、ビューワのスクリプトの左側にあるメニューボタンから「名前の変更」を選んでも可能
モーフ間に連携をさせる
- ペイントツールでハンドルを描く
- 名称を「ハンドル」に変える
- ビューワを呼び出す
- 「ハンドルの向き」の「の向き」部分をクリックする
- 「ハンドルの向き」フレーズタイルがピックアップされる
- 「くるまを回す 1 」の「1」の部分にドロップイン
- スクリプト「くるまを走らせる」をスタート
- ハンドルの青ハローをドラッグしてハンドルの向きを変える
- スクリプト「くるまを走らせる」をストップ
道路を描いてその上を走らせる
- ペイントツールの最も太いブラシで灰色の円形コースを描く
- コースの幅に合わせてくるまを黄色ハローで縮小する
- くるまをクリックしてピックアップし、コースの上でドロップ
- スクリプト「くるまを走らせる」をスタートしてコースをはみ出さないように運転してみる
- スクリプト「くるまを走らせる」をストップ
はい・いいえパネルを使う
- 「部品」フラップから「楕円」をデスクトップにドラッグ&ドロップする
- 楕円に改めてポインタを合わせる
- ハローが表示される
- ハローが現われないときは、alt/cmd-クリック
- shift キーを押しながら黄色ハローをドラッグして真円にする
- 名前を「楕円」から「警告ランプ」にする
- 警告ランプのビューワを水色ハローをクリックして呼び出す
- 「警告ランプの色←□」の「←」部分をクリックしてフレーズタイルをピックアップ
- デスクトップにドロップしてスクリプトにする
- スクリプトの名称を「スクリプト1」から「作動」にする
- 「警告ランプの色←□色」をピックアップしていったんデスクトップにドロップ
- 緑ハローで複製する
- 2つの「警告ランプの色←□色」フレーズタイルができる
- 「警告ランプ作動」スクリプトエディタの右から2番目のピンク色の矩形ボタンをクリック
- 「警告ランプ作動」スクリプトエディタ内ではい・いいえパネルをドロップ
- 「はい」と「いいえ」それぞれに「警告ランプの色←□色」フレーズタイルをドロップイン
- はい欄の「警告ランプの色←□色」の「□色」の「□」部分をクリック
- カラーパレットから青色をクリックして選択
- 「□色」の「□」部分が青になったのを確認してからマウスボタンを放す
- いいえ欄の「警告ランプの色←□色」の「□色」の「□」部分をクリック
- カラーパレットから赤色をクリックして選択
- 「□色」の「□」部分が赤になったのを確認してからマウスボタンを放す
- 画面右側のくるまの小さなアイコンタブをクリックして、くるまのビューワを表示する
- ビューワの左から2番目「カテゴリ欄の追加」ボタンをクリック
- 「テスト」カテゴリ欄をクリックして「観察」を選択
- くるまの背後の明度、色、輝度、彩度のパネルが現われる
- 「くるまの背後の色□」の「の背後の色」部分をクリックして掴む
- 「警告ランプ作動」スクリプトのテスト欄にドロップイン
- 「くるまの背後の色=□色」の「□色」の「□」部分をクリック
- コースの上をクリック
- 「□色」の「□」部分が灰色に変わるのを確認してマウスボタンを放す
- 「警告ランプ作動」スクリプトスタート
- 「くるまを走らせる」スクリプトスタート
ハンドルの自動制御のための準備(ハンドル編)
- ハンドルのビューワを開く
- 「ハンドルの向き← 0 」の「←」部分をクリックしてピックアップ
- デスクトップにドロップ
- スクリプトの名前を「スクリプト1」から「の自動制御」に変える
- 「ハンドルの向き← 0 」フレーズタイルをいったんデスクトップに移動
- 緑ハローで複製
- はい・いいえパネルを取り出し「ハンドルの制御」スクリプトエディタにドロップイン
- はい、いいえ欄それぞれに「ハンドルの向き← 0 」フレーズタイルをドロップイン
- はい欄のパラメータが 0 であることを確認
- 0 でなければ 0 をタイプして入力後、return
- いいえ欄のパラメータをクリックして選択し、10 に変更
ハンドルの自動制御のための準備(くるま編)
- くるまのハローを表示
- 右中央のグレイハローをクリック
- 再びペイントボックスが現われ、描き足しが可能になる
- くるまの前方、やや左よりにオレンジ色の点を打つ
- 「保存」ボタンをクリックして描き足し作業を終える
ハンドルの自動制御のしあげ
- くるまのビューワを開く
- 「テスト」カテゴリを開く
- 「くるまはその色に触れているか」の「はその色に触れているか」部分をクリックしてピックアップ
- 「ハンドルの自動制御」のテスト欄にドロップイン
- 「くるま□はその色に触れているか□色」パネルになる
- 最初の「□」部分をクリックしてセンサーとして描いたオレンジ色の点をクリックする
- 後ろの「□」部分をクリックしてコースのグレイの部分をクリックする
- 「ハンドルの自動制御」スクリプトをスタートさせる
- くるまをピックアップして動かし、センサーがコースに触れていないときにハンドルが動くことを確認
- くるまを時計回りになるようにコースに設置
- 「くるまを走らせる」スクリプトをスタートさせる
スクリプトを一斉にスタート、ストップさせる
- 「部品」フラップから「全スクリプト」モーフをドロップアウト
- 「stop」ボタンをクリックすると全スクリプトと停止(ポーズ)する
- 「go」ボタンをクリックすると全スクリプトがスタートする
スクリプトの隠蔽と最呼び出し
- 各スクリプトエディタの右から2番目の◎をクリック
- スクリプトエディタは画面から消えるがスクリプトはなくならない
- スクリプトを記述したプレイヤーのビューワの「スクリプト」カテゴリのタイルをドロップアウトすると再び呼び出せる
仮想イメージの保存(スクイークトイ専用アプリとして使用中は必要ありません)
- デスクトップメニューから「保存」を選択
- プロジェクト保存時にプロジェクト中の絵が破壊されることがごくまれにあるので仮想イメージごと保存しておくのが安全
プロジェクトの保存
- 「ナビゲータ」タブを開く
- 「公開する!」ボタンを押す
- 名前を尋ねられるので変更の必要がなければそのまま「了解」
- 「手元のディスクにのみ保存」ボタンをクリック
- インジケータ表示後、ファイルへの出力が終了する
- ファイルは、仮想イメージのあるフォルダの「Squeaklets」というサブフォルダに .pr 拡張子で保存される
保存プロジェクトの確認
- 「ナビゲータ」フラップの「< 前へ」でトッププロジェクトに戻る
- プロジェクトビューには「ドラシミュ」プロジェクトのミニチュアが表示されている
- 「ナビゲータ」フラップの「探す」ボタンを長押しする
- 「作品を探す(より多くの場所から)」を選択
- 「Squeaklets」サブフォルダをクリックして選択
- 右側のペインから「ドラシミュ.001.pr」をクリックして選択
- 「了解」ボタンをクリック
- 保存や読み込みがうまくいっていれば、ドラシミュプロジェクトが開く
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