γ(ガンマ)バージョン
開発途上だが、公式(安定)版リリースの直前であることを示す符号。
α(アルファ) …… 開発のごく初期。
β(ベータ) …… 開発中期。
γ(ガンマ) …… 開発最終段階。
そして、公式リリースへ。 俗に「αがとれた」というとβ版の段階(フェーズ)に移行したことを示す。ただ、それぞれの境界については構造的にあいまいで、明確な定義もないのでひどいときには(利用者の印象として)一段階、もしくは二段階ずつずれているとしか思えないようなソフトウエア開発会社(つまりベータ版を製品版として販売する)も、ないことはない(笑)。
Squeak の場合、2002 年 4 月現在、最新版は 3.3a (a はαを意味する)。並行して 3.2gamma の調整が行なわれている。最新の公式版は 3.0。しかし、Squeak 自体、実験的性格の非常に強いソフトウエアなので、公式版といえども開発途上版であると考えて接する(つまり、機能間の整合性がとれていない、動作しない機能がある、アラートが出て作業が中断してしまう…ような局面にあっても冷静に対処するよう心がけ、可能ならばそれを回避したり修正する技量を持つ)ことが望ましい。
--sumim
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